アメリカンウイスキーのバーボンです。20代のころ、ウイスキーといえば「バーボン」でした。というか、それしか知らなかった。
ロックで飲むのもうまいと思わず、水割りばかりのバーボン小僧。今のぼくにとっては自宅飲みの定番ですが、そのルーツや製法をきちんと知ろうとしたことがありませんでした。
が、ウイスキー好きを自称するなら、この道も通らないとダメでしょう。というわけで、ウイスキー文化研究所が開催するバーボンセミナー全3回の第1回、参加しました。
講師はウイ文研の土屋守代表。前半にバーボンの製法やルーツの講義、後半に5種類のバーボンをテイスティングするものでした。アイテムは5種類。
ジムビーム
ノブクリーク シングルバレル
メーカーズマーク46
エライジャクレイグ12年
ミクターズ スモールバッチ・バーボン US★1
バーボンやテネシーといったアメリカンをストレートで飲むことは、まずありません。バーボンを飲むのもしばらくぶり。
で、テイスティング中、頭を抱えてしまいました。「あれあれ? お、おいしく感じられない」と。それは言い過ぎとして、とにかくストレートで飲みづらい。こんなにも粗野というか粗暴だったのか、バーボンて? ウイ文研のセミナーで初めて、それも5種類すべて飲み残してしまいました。自分でもこれはいただけないと思います。
今週は連日アクセル全開でウイスキーを飲んだせいか、この日は妙にカラダがだるかったことも一因でしょう。自宅や大勢での飲みの場などで、オン・ザ・ロックやソーダ割りにして気軽に楽しむ分には美味しく感じられたはずですから。
そんなこんなを考えたら疲れてしまいました。土屋代表の話やテキストを振り返ってみて、気づきがあれば追記します。