アメリカンホワイトオーク樽で長期熟成(8年)したダークラムです。
ひじょうに甘いですが、イヤな甘さではない。
暑い季節、ソーダ割りで飲んでもOKです。
バカルディエイト(BACARDI eight) 40%
- 香り…強めのフローラル、夏の海辺の砂浜を彷彿させる主張。蜂蜜で漬けたオレンジ。
- 味…ひじょうに甘い。グレナデンシロップ漬けのパイナップル。後半になるにつれサラッと感が増す。
- 総評…香り華やか、味は極甘。ストレート、ロック、ソーダ割りなど、飲み方を選ばないオールラウンダー。
82点
@カドヤ黒門町スタンド
コウモリのラベルが目を引きますね。
香りから最初に感じたのは、スペイサイド系モルトを連想する華やかさ。
ですが、液体を舐めると「そうだ、ラムを飲んでるんだった」と我に返る甘みが口中に。
モルトかサトウキビか、原材料の違いは大きいはずなのに、ウイスキーとラムって蒸留酒というカテゴリーをも超越する親和性があるように感じます。
バカルディの創業者ドン・ファクンド・バカルディが「家族のために考えたレシピを再現」と公式サイトに記されていますが、ラムらしからぬ長熟も、その要素でしょうか。
それはさておき、2000円台で買えるお手ごろ価格でこのクオリティなら、文句のつけようがありません。
今回のラムのキープボトルですので、いろいろな飲み方を試してみます。