職場近くのセブンイレブンで、ときどきホットコーヒーを買うんだけど。
あの100円の、セブンカフェってやつね。
こないだ、いつものようにR(レギュラー)で頼んだカップで、うっかりL(ラージ)のほうのボタンをプッシュするボーンヘッド。
レギュラーのカップでラージのボタンを押すとどうなるかというと、表面張力で機械から注がれます。
プラスチックのフタを付けるときに、どうしたって溢れちゃう。
ちょうど外国の方のバイトさんが、隣にあるもうひとつのコーヒーマシンのメンテナンス中。
ボタンを押し間違えて
「あ゛ぁあ!! やっちゃったよ」
声にならない声で叫んじゃった。
そのバイトさんに「ごめん、ラージの料金払うわ。どうすればいいかな」と呆けているぼくに、
「あ、マチガエですから(代金は)いいですよ」とニコニコ。
「え、そうなの? ありがとう。たびたび来るから」
なーんてやり取りして、機械が注ぎ終わるや否や、彼は少しだけカップを傾けて排出口にコーヒーを流し、フタを付けてくれた。
や、優しいなぁ。
後でオーナーさんから怒られない……よね?
こういうなんてことないことが、うれしかったりするんですわ。
で、その数日後、また当該のセブンに行って、同じようにコーヒーのレギュラーを。
機械にカップを置いて出来上がりを待つ間に、バイトの彼が。
「おお、こないだはどうも!」
「今度はダイジョブですか?」
互いに大笑い。
どうやら彼には「コーヒーのサイズを間違える、そそっかしいヤツ」として、覚えられてしまったみたいで。
ま、いっか。
何が言いたいかというと、セブンカフェでコーヒーのサイズを間違っても、故意でなければ許されるかもしれんということ。
でもこれは例外的措置であり、本来払わなきゃいかんはずだった。
あぁ、ごめん……ってか、やっぱ次回払うわ。
反対にラージのカップでレギュラーを押してしまったら、差額が戻ってくるかって?
知らんがな……ってかさ、税込でレギュラー100円、ラージ150円だよ。
ただでさえ安価なんだから50円の差額くらいケチるなよって話で。