南京町で飲み食いしすぎて、宿にいったん戻って昼寝ならぬ夕寝。
仮眠のはずが、寝過ごしてしまい、この日はこちらでラスト。
北野坂よりも少し奥に入った不動坂にある1966年創業の老舗BAR、YANAGASEさんを初訪問。
BARというよりは蔦が絡まった邸といった感。
ぐるっと階段を上がって扉を開くのは、初めて豪邸にお呼ばれしたときのようなトキメキがあります。
中は暖炉がある空間で、ウッディなしつらいも初めてなのにホッとする。
若い……は言い過ぎか、でもぼくよりも明らかに年若いであろうスタッフ3人が付かず離れずで仕事をしています。
キリッとした店主が声をかけてくれて、楽しい会話を。
こういうときに酒の話ではなく、趣味や推し活の話になるから不思議。
ギムレットを入口に、デュワーズ25年を。
シングルモルトであれブレンデッドであれ、年数が行ってるスコッチって「水」みたいなんですよね。
テイスティングという行為自体が野暮ったいことって、外飲みではしょっちゅうなんだけど、まさにこの時間がそうでした。
それにしても落ち着く空間でしたが、あっという間に23時半のラストオーダーに。
もろに好みなので、次回はもうちょいゆっくり飲むべく、出勤時刻を早めます(痛く反省)。