「正露丸」と表現・評価をよく見かけるアイラモルト。
飲み口軽いがゆえに、香りのヨード臭が目立ってしまうのかも。
でも久しぶりに飲んでみて、一筋縄でいかない複雑さも感じました。
ラフロイグ クォーターカスク(Laphroaig QUARTER CASK) 48%
- 香り…薬剤を散布したテラコッタ鉢と土。雪の間に覗くドクダミ、トクホン、グレープフルーツ。
- 味…ミディアムボディ。レモンやミント。鼻から抜けるメントールガム、ベーコンと蜂蜜添え。
- 総評…爽快さとキックが綯い交ぜに。焼き肉やローストビーフなどと意外なペアリングになりそう。
88点
@カドヤ黒門町スタンド
2020年に数量限定で再販されたものです。
以前、終売……というか、今にしてみれば休売になったものの再来です。
当時の記憶は自分のブログ記事をたどるしかありません。
ラフロイグが熟成のデフォルトとする1stフィルのバーボン樽(容量180〜200リットル)で熟成後、クォーターカスク(容量100〜120リットル)で1年後熟。
容量が小さい樽ゆえ原酒と接地面が密着し、熟成が早まることで、よりスモーキーピーティな酒質に……といわれていますが、個人的にはミントのような爽快感が印象的です。
見かけるうちに飲み比べておきましょ、っと。