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グレンスペイ12年、洗練されていない感がよろし。

グレンスペイ12年

パッと見は華やか、でもよく見ると質実剛健な装いに身を包んでいる。
そんなスペイサイドモルトです。

グレンスペイ12年(Glen Spey 12y) 43%

  • 香り…果実からの草っぽさ。焦がしバター、グレープフルーツ、洋梨、キウイなどを経て、焦がしバターに一巡。
  • 味…バタースカッチからの苦み、ヘザーハニー、タバコ、塩大福、ピスタチオ。オイリーで後口ドライ。
  • 総評….ひと昔前の素朴なウイスキーを想起。軽いボディながら注意深く観察すると、麦や草などが出てくる。

83点

@Atrium Ginza

グレンスペイ12年をテイスティング

J&Bなどのブレンデッドスコッチの原酒。
昨今の飲みやすさを追求した甘々シングルモルトとは一線を画す、なんとも無骨(洗練されていない)な味わいゆえ、かえって新鮮です。

こちらは2001年にリリースされた12年物で、花と動物シリーズのラベルに描かれているのは蒸留所近くに棲むキクイタダキという鳥だそう。
かつてのオーナーはジンやウオッカでおなじみギルビー社で、グレンスペイのほかノッカンドゥ、ストラスミルなどの蒸留所も所有。
現在はディアジオ傘下ですが、このオフィシャルもほとんど見かけないですね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性