アフィリエイト広告を利用しています。

キルケラン。キャンベルタウンの栄枯盛衰を想像する。

キルケラン(グレンガイル蒸留所)

前頁の続き。ハイランドのグレンモーレンジと並んで、ぼくが大好きなのがキャンベルタウンのJ&A・ミッチェルが持つスプリングバンク、ロングロウです。

J&A・ミッチェルは未だ独立資本を維持しているスコットランドでも貴重な蒸留所です(クラフトを除けば、あとはスペイサイドのグレンファークラスくらい。ここも大好き)。

そのスプリングバンク蒸留所から徒歩で10分のところに位置しているという、グレンガイル蒸留所。米国が禁酒法時代真っ只中の1925年に閉鎖してしまった蒸留所を、スプリングバンクの現オーナーが復活させたとか。そのグレンガイル蒸留所のシングルモルトです。

キルケラン12y

  • 香り… スィートでフローラル。パンケーキ、バニラクリーム。加水後はトロピカルフルーツ。
  • 味…ミディアム。黒蜜、バタートースト、メロン。後口はスパイシー。加水してモロヘイヤ。
  • 総評…どちらかといえば食後向け。甘辛の両極に振られないバランスで、おやつ時間にも面白い。ぼくはカステラと合わせたくなった。
  • 次に飲むのは?…アラン10y、リンクウッド12y。

@カドヤ黒門町スタンド

キルケラン12年

キルケラン12年

中庸ながら、香りも味も多彩な表情を持ってます。スプリングバンクとは全く異なる魅力のシングルモルト。今後の展開が楽しみです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性