曰く言い難しというか、これといった特徴がありません。
がしかし、個人的にはどこかノスタルジーを感じさせるハイランドモルトでした。
グレンタレット シェリーエディション(The Glenturret Sherry Cask Edition)43%
- 香り…麩菓子、麩(フスマ)、酢こんぶ、綿あめ、氷砂糖、後半にシェリー酒や陳皮。
- 味…甘酸っぱみと生姜糖、黒砂糖。スニッカーズ、森永の小枝、グレナデンシロップ、マカダミアンナッツ、後口はドライ。
- 総評…バニラやキャラメルというよりも、駄菓子屋さんに並べた菓子を買い食いしたような印象。焦点がボヤけた感もあるが、ほどよい甘さで飽きずに飲める。
82点
@カドヤ黒門町スタンド
正直言うと初回うまく拾えず、7日くらい置いて2回目のテイスティングをしました。
味覚音痴にもほどがあると思い、自分で自分のメモのウラを取った次第で。
結局2回目もファーストインプレッションのメモとそう変わらなかったです。
2回飲んだ感想としては、甘さコッテリとは逆でなぜか穀物っぽさ、ふすまっぽさを感じさせるものが。
ちょっと自分でも説明がつかないのです。
とらえ方は人それぞれですが、今回ばかりは他の人の感想を聞きたくなりました。
このラベルのグレンタレットは2020年のリリースで、ほかに10年、ピーテッドエディション(ノンエイジ)がありました。
「シェリーエディション」はスパニッシュオークのシーズニングカスク熟成と思われ、やはりノンエイジ。
いずれも60樽以下でのボトリングというスモールバッチだそうです。
もう少し熟成が進み、シェリー感が増し増しになったものも飲んでみたいな。
グレンタレットは、2018年にエドリントンからスイスのラリックが買収。
何度かリブランドを繰り返して、やたら高級感のあるデキャンタボトルに一新されました(下記公式サイト参照 ※英語)。
中身についてはマッカランに在籍していたボブ・ダルガーノさんが構築しているそうで、この流れですと「ハレの日」仕様で売って行くんでしょうか。