なんでもかんでもの「マニュアル化」に違和感を抱く。

3年前の今ごろだったかな。CSチャンネル・MONDO TVの『ナイトスナッカーズ』という番宣がらみで、浅草キッドの玉ちゃんにインタビューしました。全日本スナック連盟(一般社団法人です)会長でもある玉ちゃんが東京近郊(たまに地方)の駅に降り立ち、界隈のスナックに突撃取材する番組です。そのインタビューで玉ちゃんが話していたのが、「マニュアル社会のつまらなさ」でした。

キャバクラの同伴やアフター、ファミレスの接客、テーマパークのオペレーション。「なんかもう、どこ行っても全部マニュアルじゃねえかと。そのマニュアルのベルトコンベアに乗せられる自分がすごい嫌で、だったら自分なりの楽しいものを自分で探そうってことで、スナックに行き当たったんですよね」

人はみな忙しいから、効率重視でマニュアルが重用されるのは時代の流れ。そればかり頼るのは問題だけど、仕方ないことだろう。インタビューするまでぼくはそう思い込んでいました。けれども玉ちゃんの話を聞いて以来、お仕着せのサービスに妙に疑問符を付けるようになってしまいました。

マニュアルを作るときでも則るときでも、それに固執し、自分で物事を考えなくなるようではまずい。知らず知らずのうちにマニュアル思考に侵食されていると、それこそAIに取って代わられてしまう。自分に近い人を指すなら、バーテンダーや物書きはAIでは代替できない職業だろうなと。もちろん日々の研鑽やオリジナルであることが大事ですが。

人とつながる、そして人をつなげること。わざわざ表書きすることはないけど、一生追い求めるテーマになるんでしょうね。

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hiroki

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編集者 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / 訪問したBAR国内外合わせて100店超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(現在は休止中) / ひとり歩き / 酔っぱらわない酒活実践者 / ブログは原則毎日更新600記事超(2018年10月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性