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ジョニ黒のアイラオリジン、加水で本領発揮?

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 アイラオリジン

うまいし、出過ぎてないし、まとまってる!
出来が良いので、リミテッドエディションと言わず定番化をお願いしたいところです。

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 アイラオリジン(Johnnie Walker Black Label 12y Islay Origin) 42%

  • 香り…心地よい燻香のなかに甘さが立つ。海辺のバーベキュー、レモン添えのサーモンムニエル、磯部焼き。少量の加水で腐葉土。
  • 味…レモンクリーム、スペアミント、ヘーゼルナッツ、ゴーヤ。加水でホイップクリーム、ロックでは苦みが強調される。
  • 総評…アイラが不自然なく調和したブレンデッド。ストレートで甘さ優勢、加水やロックでアイラっぽさが姿を現す。

87点

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 アイラオリジンをテイスティング

近所の酒屋さんにはいっこうに入荷されなかったのですが、隣町のスーパーの酒コーナーでまとまった数が売られていて仰天。
自宅飲み用に迷わず購入、700mlボトルお値段2,980円(税抜)でした。

このアイラオリジンは、キーモルトのカリラ、ラガヴーリン(ラガブーリン)を軸に、アイラモルトのみをブレンド。
グレーンなしのヴァッテッドモルト(ブレンデッドモルト)です。
ジョニ黒の飲みやすさとは一線を画し、アイラオンリーにしてスモークを強調するのがねらいでしょうけど。
どういうわけか飲みやすい……それもストレートのほうが。
水や氷を入れてこそ本領発揮するという意味では、これがねらいだったのか、と思わずにいられません。

ジョニーウォーカーの「オリジンシリーズ」は、スコッチモルト4つの地域の側面を強調したテーマを打ち出し、

スモーク:アイラ
リッチフルーツ:ハイランド
オーチャードフルーツ:スペイサイド
バニラ:ローランド

という特徴のモルトで構成しています。

これらは定期便というわけに行かないのでしょうけど、ひと肌脱ぐとこんなリリースができるJWはさすがとしか言いようがありませんね。
でも仮に、「ジョニ黒」と「アイラオリジン」を2択としてどちらを選ぶかといえば、迷わず前者。
なじみのあるものに落ち着いてしまうのですよ。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性