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ノンスモークのジョニ黒、ジョニーウォーカー スペイサイドオリジン。

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 スペイサイドオリジン

自宅飲みブレンデッドウイスキー更新。
ジョニーウォーカー ブラックのリミテッド「スペイサイドオリジン」です。
結論から言えば、これはジョニ黒であって、ジョニ黒でない。
ジョニ黒特有の、地を這うようなスモーキーが、皆無なのですから。
近所のリカーマウンテンで、購入価格は3,270円(税抜2,980円)。

ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 スペイサイドオリジン 42%

  • 香り…甘く芳しい。青リンゴ、ヤクルト、蓮の花。後半はアボカド、ココナッツミルク、資生堂レーデボーテ。
  • 味…入口は甘さの中に鋭いスパイスが長く続く。ブラックペッパーや桃など、辛甘の緩急の後に、アーティチョークのフリット。後半はミルクセーキと、再び黒胡椒。
  • 総評…ジョニ黒からアイラの要素を抜くと、こうなる? スペイサイドモルトがとっ散らかった印象はあるが、甘いウイスキー好きには諸手を挙げて歓迎されることでしょう。

2020年4月28日発売で、いろんな酒屋さんを見て回ったのですが、なかなか見つからず。
ひと月近く経ってからようやく購入できました。

この「スペイサイドオリジン」は、ジョニーウォーカーブラックを成すシングルモルトから、スペイサイドモルトを厳選。
カードゥ、グレンダラン、モートラック、ダルユーインなどが軸となっているそうです。

いちお断っておきますと、人によってスモーキー&ピーティを感じるとは思います。
が、個人的にこれらの煙は全然拾えず。
代わりと言ってはなんですが、このスペイサイドオリジンからは乳液っぽさ、ミルクっぽさを感じました。
そのミルクっぽさは、ロイヤルロッホナガーと酷似している側面があります(記憶の彼方から引っ張り出し)。
ロックで飲むと、文字通り”氷ミルク”のようになって、ますます「白っぽい」イメージに。

そうですねぇ……このスペイサイドオリジンは、個人的には甘み過剰で、1回いただければ十分かな、と。
甘いの、好きなんですけどね。
今この記事を書きながら、ジョニ黒のダブルブラックが飲みてぇーっ!……となってます。

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 スペイサイドオリジンをテイスティング

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性