「開拓時代」を意味するバーボンは、これでもかというほど甘さ前面なバーボンです。
エンシェントエイジ8年(Ancient Age 8y) 43%
- 香り…クリーム、シロップ、ピーナッツクリーム、焦げすぎたトースト。
- 味…パイナップル多めのショートケーキ、ヌガー、シロップ。後半にマルカワのフィリックスガム。
- 総評…まろやかで軽い。ホイップクリームからチューインガムまで印象付ける甘さ。どちらかといえば食後向き。
80点
@Willow’s
ケンタッキーバーボンの8年で、熟成感というよりも米国ならではのジャンクなイメージの甘さが支配します。
製造はバッファロートレース蒸留所。
同蒸留所のマッシュビル(穀物混合比率)はライ麦が多くても10%(コーン80%、ライ10%、麦芽10%)だけに、スパイス感は皆無。
押し寄せる甘さ攻勢にたじろぐ向きもあるかもしれませんが、なにしろクセがないのでスイスイ飲めます。
同蒸留所はほかに、旗艦ブランドのバッファロートレース、プレミアムバーボンのブラントン、ジョージ・T・スタッグ、イーグルレアなどを造っています。
このエンシェントエイジはお財布にも肝臓にも優しい(?)お手ごろ版といったところです。