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花組『TOP HAT』、柚香光さんのダンサーの才能と魅力爆発。

花組『TOP HAT』

宝塚花組公演『TOP HAT』(2022年4月3日マチネ、梅田芸術劇場メインホール)を観てきました。

スターダンサーのジェリーと、モデルのデイルとのラブコメ。誤解がすれ違いを招き、なかなかくっつかない展開は定番だけど愉しい楽しい。
もともとはアステア主演のハリウッドミュージカルで、宝塚では2015年には朝夏まなとさんの宙組で上演されて以来の再演です。

いちばんの見せ場は柚香光さんのタップダンスで、ダンサーの魅力を引き出す格好の演目。
彼女のダンスを見て、なるほど「重力を感じさせないタップ」とはこういうことかと納得。

特にデイルを口説こうとする公園の場面で、ベンチの上でタップのステップを披露したシーンに、それを強く感じました。
シーンにしてほんの数秒だけど、黒燕尾で床をステップする場面よりも強烈な印象。
さりげない一瞬に才能を垣間見ました。

見せ場が多い第1幕のほうが個人的には好きなんだけど、第2幕の最後の最後で踊ってみせた水美舞斗さんにニヤリ。
キャストで唯一踊らない&でも重要な役だけに、ファンはこの場面で多少は溜飲が下りた……かな?

ところで『TOP HAT』を観て、このエレガントさとは両極端ですが、20年前に赤坂で見たセヴィアン・グローバーの『ノイズ&ファンク』を思い出していました。
タップって人をクギ付けにする魅力が多く詰まっている気がするのはなぜだろう?
どちらも、もう一回見たくなってます。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性