2018年以来4年ぶりの来日公演となる米国カンパニー版『コーラスライン』を観てきました(2022年8月13日、17時30分開演/オーチャードホール)。
この日は初日から3公演目で、やや硬さがあるかなと感じさせるものが。
それもそのはずで、ひと月近くの長丁場しかも海外公演とあらば、キレキレのダンスというわけにはいかないかもね。
もちろんオーディションで選ばれた本場のキャストですから水準は高いのですが(だから期待値も高くなる)、日本で数年に一度の割合で上演する劇団四季版の独自性やレベルの高さを思い知らされました。
イヤってほど観てるのに、分かっているのに感極まる。
毎回毎回、観るそのときのメンタルや置かれた状況によって、とらえ方が異なるんですよ。
今回は演出家ザックがダンサーたちに合格を告げるラストシーンが特にグッときた。
自分が転職が決まったばかりだから、沁みた沁みた。
今回は客入りがあまり良くなかったのか、スタッフやキャストが日替わりで行うアフタートークが。
カーテンコール後の撮影タイムまであるサービスぶりも、日本のミュージカルファン仕様だね。
抽選でバックステージツアーがあったのは、全く気づかなかった。
現在ワールドツアー中のようで、無事に終えてね。そしてまた来てね。