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グレンリベット イリシットスティル、スタンダードに一工夫。

ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル

従来のグレンリベット12年を、より濃くした──。
そんな数量限定品をいただきました。

ザ・グレンリベット12年 イリシット・スティル(THE GLENLIVET 12 Year old ILLICIT STILL) 48%

  • 香り…華やかで、全体紫の花のよう。チェリー、バタークリーム、ラムレーズンのパウンドケーキ。
  • 味…濃ゆい。シナモンがうっすらかかったオードブル、その後レーズンやナッツなどが入り混じる。
  • 総評…独特のこっくりとした香味が洋酒ケーキを彷彿させる。食後のデザートに、ちゅるっと添えたいモルト。

86点

@LEAP BAR

グレンリベット12年 イリシット・スティルをテイスティング

1824年のスコットランド政府公認第1号蒸留所で、スペイサイドを代表するのみならず、シングルモルトの草分けで代名詞的存在のグレンリベット。
このイリシット・スティルは同商品の企画シリーズ「オリジナルストーリーズ」の第1弾で、今作は

  • 創業者のジョージ・スミスが19世紀後半に密造用に使っていたポットスチルをかたどったボトルデザイン
  • 19世紀当時にならった、ノンチル(冷却濾過処理をしない)製法

が特徴。

……ということですが。
軽快なグレンリベット12年と比べると、ややパンチがあって、かつグレンリベットのネイキッドさが際立っている印象。
スタンダードとカスクストレングスの中間的な立ち位置として、存在感を放ちそうだなぁ、と。
個人的には、この内容であれば「ナデューラ」に行きますが。

シリーズ1作目ということで、この次も期待して待ちます。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性