クラン制度はスコットランドのハイランドに伝わる氏族制のことで、これを銘柄名に採用したブレンデッドウイスキーです。
結論、「安旨」なものでした。
デイリー飲みで楽しくどうぞ。
エンシェントクラン(Ancient Clan) 40%
- 香り…昔ながらのスフレチーズケーキ、プッチンプリン、わら半紙、時間経つと溶剤が。
- 味…甘く爽やか。オレンジスライスを載せたクラッカー、からし菜、うっすらとホワイトペッパー。余韻はない。
- 総評…後味は今ひとつだが、晩酌で気軽に行くなら全然OK。ストレートよりも気軽にロックやソーダで飲むのが吉。
77点
エンシェントクランはトマーティン社が製造するブレンデッドスコッチで、モルト原酒はハイランドのトマーティン。
輸入販売は国分グループ本社です。
ラベルの上にはトマーティンのロゴと1897年の創業年、スコットランドの国花であるアザミがデザインされています。
なんか「エンシェントクラン」でググると、検索クエリでネガティブなワードを見かけますが。
いや、個人的には悪くないです。
これこそ値段(1,000円もしない)がすべてを補っているもので、文句あるなら飲まなきゃいいさ。
あまりにスイスイ飲みすぎて、この記事を書く前に飲み干してしまいそうになったくらい。
これで何も考えず飲める、あはは。
ちなみにこちら、松坂屋の入口で「5大ウイスキーセット」として買ったうちの、スコッチです。
5本セットの中身を確かめたとき、最初の感想は「どれもシブい選択だな」と。
スコッチでこの銘柄は、5本セットという販価を考えれば文句は言えません。
むしろシブくていいね。