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職住近接って、本当にいいのか?

スコットランド インバネス

通勤時間、短いです。ドアツードアで電車18分、徒歩35分。駅は隣り。朝はきついので地下鉄に乗っちゃうけど、帰路はわりとしょっちゅう歩いて帰ってます。

以前住んでいたところからも、職場の最寄り駅まで2駅または3駅でした。職住近接の生活をかれこれ一回り以上続けています。

これね、確かにラク。通勤に時間を割く生活に戻るなどもう無理です。ただ、この恩恵を本当の意味で享受するのは、早く帰宅できたときではないのか。ぼくの場合バリバリのブラック勤務なので、むしろ残業時間が多くなっているかも、とも思う。自宅から近いことに安心し、気がついたら終電過ぎまで仕事していた、なんてザラだし。特に〆切のある今の時期とかね。

帰ろうと思えば徒歩で普通に帰れます。ヘタにタクシーに乗って「近くてすみませんね」なんて運転手さんに気を遣う必要もないし(どうしてもヘトヘトのときはタクシー使いますが)、むしろ風に当たりながら歩くのは気持ちいい。移動時間の考えごと、音楽や講演などをウォークマンで聞きながらてくてく歩くって悪くないですよ。電車だともう目的地。瞬間移動になってしまうから、すぐに思考が削がれます。歩くくらいでちょうどいい。

でも、「徒歩で30分」なんて言うと「遠いねー」なぁんて返されるから驚きだ。考えごとでもしながら歩いていればアッという間だよ。これだもん、ダイエットのために一駅手前で降りて歩こうなんて言ったところで普及しないわけだね。

出勤時はだいたいパターンは一緒なので、自分の帰宅時の行動からそのメリットとデメリットを書いてみました。

【メリット】

  • 満員電車に乗る時間が短く、通勤ストレスが少ない。
  • 通勤時間以外のバッファが作れる。
  • 深夜帰宅でも徒歩で帰れて健康に良い。

【デメリット】

  • 電車に乗る時間が短いので、移動中の内省の時間が望めない。
  • 自宅に近いことでむしろダラダラ仕事の危険性。
  • 深夜帰宅で徒歩帰りがてら、行きつけに寄ってしょっちゅう飲んでしまう。

ふむ、結局ホワイトスペース=自分時間を可視化できてない今は、むしろデメリットのほうが多いのではないか。もっと自律して時間管理しないとまずいですね。ぜいたくな悩みともいえるけど、全然改善の余地ありありですね。

それでもまぁこのブログといい、課外活動といい、2年前から比べるとずいぶんマシになりました。ひたすらラクすることを考えて&ワクワク時間を創出することを考えて、歩みを進めていきます。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性