先日三鷹に出かけた帰り道の夕方、座って一服したくなって。
JR御茶ノ水駅聖橋口を出て左、聖橋の手前にある喫茶店「穂高」にフラッと。
10年ぶり以上くらいに扉を開けました。
外から様子をチラッと窺うと、いつも満席のように見えて、なかなか入りづらい。
営業時間が19時までとあって、タイミングも合わないんです。
が、この日は運よく中央線に面した窓際のテーブルに落ち着けました。
見回すと「穂高」の店名のイメージ通り、山小屋風のしつらいは変わらず。
壁際をふと見ると山岳小説の大家、新田次郎による短歌の色紙がさりげなく。
ざわついた店内でも窓際のテーブルに座ると、御茶ノ水駅での電車の発着音やアナウンスがうっすらと響いてきます。
鉄道好きとしてはたまらんね。
ちょっと疲れたので甘いものを、とホットココアをお願いしました。
暑い時期にはソーダ、コーラ、オレンジ、アイスココア、アイスコーヒー、アイスカフェオレなんか良さそう。
昆布茶やカルピス、カルピスソーダ、苺ミルクなど、どこか郷愁誘うメニューがたまらん。
フードはトースト(マーガリン、マーマレード付き)があるようです。
おひとりさまで静かに本を読む人、仕事中の先輩・後輩と思しきビジネスパーソン、カップルまで客層はバラバラ。
でもここでくつろいでいるのは、皆同じです。