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近場でも旅気分。

東京国立博物館

忙中閑あり。トーハク=東京国立博物館から日暮里、鶯谷をぐるっと回る散歩してきました。歩数にして15,000歩くらい。まぁまぁ歩きましたね。

猛暑にたまらずトーハクに逃げ込み。国宝や重文、浮世絵や着物の展示を見ながら涼んだ後、日暮里で早めの夕食。食後めったに歩かない日暮里のほうにぶらっと出かけてみました。

日暮里は繊維街でも知られています。繊維街といえば東京では東日本橋や馬喰横山あたりを思い浮かべますが、ここ日暮里もなかなかの大きさ。その周辺にビジネスホテルがやけに多いのは、たぶん平日に買い付けに来るメーカーがあるからではないかな。

日暮里の駅を出て舎人ライナーを脇目に5分も歩くと、もう繊維を専門に扱う商店街が見えてきます。日曜日だったので残念ながらシャッターが閉まっているところが多かったけど、あちこちの軒先をのぞくだけで十分に楽しい。

そこから30分ほど歩いて、鶯谷駅近くになると、気になっていた洋食屋さんを発見したり、史跡を発見したりと、まさに「ぶらり途中下車の旅」の世界。

近場でも知らないところ、未踏の地って意外に多い。普段は歩く機会のない場所へ足を踏み入れると、あっという間に時間が経ってしまい、歩くのも苦になりません。

が、しかし。これが知った場所だと、なかなかどうして、飽きてしまう。飽きてしまうとだんだんと歩くのが億劫に。ジョギングも延々とトラックを走るよりは、変わる景色を楽しみながら走るほうが断然面白いよね。僕の場合、徒歩通勤をこっそり始めているけれど、すでに複数のルートを歩いてしまい、もう知らない道がないのではとさえ思います。あとはうんと遠回りするしかない……。

(かなり小っちゃい)冒険気分は、少しでも知らないところを探し求めて味わえるもの。たまには知らない土地を訪ねるのが脳にも新鮮な空気を送り込める気がするけど、問題はその後の「知った後をどう楽しむか」。

その答えは既知のルートに、些細なことでも「お楽しみ」を見つけられるかどうかではないかな。今のところ通勤ではそれを見つけられていない。これから探すとするか。

日暮里繊維街

レストラン三好弥

台東区根岸の路地

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性