大型連休の真ん中を使って、8年ぶりに倉敷に行ってきました。
ほんとはヅカ(星組)を観るつもりが、例のやつで公演中止に。
そのついでと倉敷に宿を取っていたのでキャンセルの選択肢もあったのですが、それも癪なので1泊2日決行です。
前日夕方に倉敷入りし、翌朝に大原美術館へ。
倉敷観光でここを外すってのはあり得ないですな。
収蔵作品を見て歩けば、紡績業の隆盛がケタ違いだったのだと分かります。
つん裂く雷鳴が聞こえてきそうなエル・グレコの『受胎告知』のドラマティックさがたまらない。
個人的には大原美術館といえばコレです。
その大原美術館、朝イチで行くにかぎります。
朝9時開館と同時に入れば、館内空いてて快適鑑賞。
ただし土日などの休日の場合は、8時過ぎには入口前で並ぶのを勧めます。
人数制限の都合上、開館と同時に着いたとしてもすぐに入館できるとはかぎらないので。
やや早足で見終わって出るころ=10時少し前、ちょうど開店時刻を迎える美術館隣の喫茶店「エル・グレコ」で朝メシという、きれいな流れができます。
エル・グレコに腰を落ち着けると、バチーンとスイッチが入ります。
あぁ、いつもと違う場所にきた、倉敷に来たんだ、ってね。
1色でパーツがバラされた「受胎告知」の模写がさりげなく壁の要所に掲げられてて、なんかいいよね。
ずっとまったりしていたいところですが、トーストをミルクセーキで腹に落として、街に出たのでした。
しかし慣れない早起きで少し眠かったね、前日フツーに飲んでたので。