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お気に入りだったBARに通わなくなるきっかけ。

BAR好きがお気に入りの店に通う理由は人それぞれ。
店主が好き、店主の作る(あるいは選定する)酒が好き、そこの雰囲気が好き、BARのある場所・地域が好き(アクセスしやすい)、お通しや食事が好き。
うん、どれも正解。
この辺りはBARに何を求めるか、人によりけりです。

でもですよ。
通うほどだったのに、あるときから徐々に足が遠ざかり、いつしか存在すらも忘れてしまうということがあります。
通わなくなる端緒は何か。
「あれっ?という違和感が行くたびに重なり、それを自分が消化しきれなくなったとき」「公平に扱われていないと感じたとき」です。
これ、最近ようやく自覚するようになりました。

先日別の記事で「特段の理由なんかない」と書いたけど、違いますね。
自覚してないだけで、理由は必ず潜んでいるものです。

たいていの客は、おそらくマスターや店主の「人となり」に魅了されて飲みにくる。
好みが同じような客が集ってくるのは、したがって当然です。

ところがあるとき、「?」という違和感に直面します。
店主による趣味全開のトークで場が閉鎖的になる(それは客層・客質の変化に直結し、違和感の遠因となる)、提供順を間違えたり、パーソナルスペースを適正に配分しなかったり(アンフェアです)などのカウンターコントロールに粗が出る……などがそう。

一度や二度はあるだろうし、いちいち目くじらを立てる気はありません。
ただ、違和感に抗えなくなれば、スーッと身を引くだけです。

ぼく自身、他の客に話しかけるなどもってのほか、話しかけられるのもイヤだし、ましてや興味もないんだけど(友達や知人を作る場でないからね)。
多数の客でにぎわう店を、目の端で俯瞰するのは好きなんですよ。
バックボーンやポジションの異なる一人一人が公平に扱われ、横一直線に伸びるカウンターで飲んでいる。
そういう光景が好きなんですよ。

だから「場の雰囲気や違和感」には敏感で、察しがいいんです、ぼくは。
BARが変わることはOK。ですが、それによって自分自身が「違うな」と感じたら、まぁ仕方ないですね。
好きだった服があるときから着られなくなるように。

毎日のように通わなくても、細々とでも(半年に1回、3か月に1回とか)伺えていれば、そこは自分に合っている証。
むしろこういう店のほうが切り札として強いかもしれません。
外での自分の居場所、どんどんトライアンドエラーで広げていきましょう。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性