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フルーツ盛り合わせのような、アボットチョイス。

アボットチョイス

オールドボトルだからといって飛びつくことはないのですが、わりとBARで見かけるんですよね。
どうみても出回ってないだろうというボトルを入手し、しれっとバックバーに鎮座させている辺りは、さすがは目利きのプロです。
自分なら大当たり(違)を選ぶ自信、大いにあります。

こんにちは、hirokiです。
なんだかラベルの男性と目が合ってしまったので、お裾分けをお願いしました。
80年代の流通ボトルのブレンデッドウイスキー「アボットチョイス」です。

アボットチョイス(Abbot’s Choice) 40%

  • 香り…フレッシュでフルーツ全開。オレンジ、水ようかん、後半はキャラメルも。
  • 味…柑橘系のフルーツ。生姜、レモン、タンジェリン、グレープフルーツ。後口は湯で溶いた、砂糖なしのココア。
  • 総評…シトラスフルーツの盛り合わせが出てきたかのよう。後引かないドライな感じが、むしろ好感。

@日下部

アボットチョイスをテイスティング

1821年創立、1938年にDCLからリンクウッド蒸留所の経営権を移譲されたジョン・マッシュワン社が製造。
この「アボットチョイス」は修道士をかたどったフィギュアボトルが1975年に発売されたものの(ググると画像が出てきます)、日本国内ではなぜか「チェッカーズ」という同社の上級モデルのほうが売れたのだそう。

リンクウッドが原酒というわけですが、アボットチョイスはウンと飲みやすくなったリンクウッドといったところでしょうか。
当時出回ったリンクウッドやチェッカーズと比較できれば面白いでしょうね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性