新型コロナの感染者が関係者に出たことで、コンサートや演劇などが公演中止になっている件。
そろそろ、というか、いいかげん潮目が変わっていい頃合いです。
毎日のようにPCRやら抗原やらの検査をする意味はない、とさえ思います。
おっと、「検査に意味がない」は言い過ぎかもしれません。
でも毎日のように飛び込んで来る公演中止の報には胸が痛みます。
観客であるファンの失望はもとより、スタッフ・出演者の努力が報われないし、ビジネスとして成立しなくなります。
すでに出血しまくりであることは明らかですが、誰かが「止めにしよう」と言わないかぎり、こんなことが延々と続くかもしれない。
と思っていたら、ついにジャニーズ事務所が「グループ内で感染者が出ても公演を行う場合がある」と明言しました(2022年7月29日付)。
上記リンクによれば、同事務所だけで30公演以上が中止になったとのこと。
エンタメ界を代表するジャニーさんが先鞭をつけたのは大きい。
これを機に、他の興行も「公演を通常通りまっとうすること」に雪崩を打っていただきたい。
陽性者が出たので公演関係者全員を隔離→待機期間で公演は中止→他に陽性者がいれば公演中止が延長、最悪の場合全公演中止
こんなことを続けていては誰も得しません。
万一にでも罹ったら命にかかわる高齢の出演者は仕方ないにせよ、デフォルトでの検査実施が必要な時期はもう終わったと考えます。
客が気にする?
罹りたくないと過剰に気にする人は、テメエで会場に足を運ぶのを自粛すればいいのです。
それでも声高に反応するような人間は、真の客でないので気にする必要はありません。
市中にこれほど広まってしまうと、もはや「うつす」「うつされる」の議論すら無意味に感じます。
もし自分自身が罹って命を失ったら、それはそれまでの人生でしかなかったと割り切れるのですが。
そんなことよりも、削られまくった日常に終止符を打てない(打とうとしない)権力者や世情にひじょうにイラ立ちます。