劇団☆新感線42周年秋興行 SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』を観てきました(2022年10月9日、フェスティバルホール)。
女海賊から小国の女王になったアンヌ(天海祐希)と、天下の大泥棒・石川五右衛門(古田新太)が再びタッグを組んで陰謀に立ち向かう、というあらすじ。
結論から言えば、天海祐希さんのファンは飛び上がるほどのサプライズがあるので、万障繰り合わせて行くべし、です。
というのも、詳細はネタバレになるから言えんけど、まさかのサービスシーンがあるのですよ。
「おいおい、いいのか、これ」って感じ。
その瞬間、客席から悲鳴にも似たどよめきが起こったほど。
現役感が半端なく、全く知識のない人に「この人は”現役の”タカラジェンヌ」と嘘を教えても信じるだろうよ。
天海さんも、いのうえひでのりさんの演出によく応えたなぁ(もう時効だからいいのか)。
基本的に新感線は内容、構成がだいだい同じなので、正直あまり興味がなかったんですよね。
実際この作品も1幕がドタバタしていてやや冗長に感じまして、とはいえ、通しで見終わった後は満足感が得られるのだから不思議です。
フェスティバルホールは3階席まで超満員で、客層も老若男女問わず。
まだまだ裾野が広がってる気がします。
勧善懲悪・痛快無比みたいなの、テッパンなんだなぁ。
あ、ぼくは『薔薇とサムライ』のパート1をゲキシネで観ていましたが、そちらを観ていない人でも十分楽しめます。