アフィリエイト広告を利用しています。

渋谷○○書店、持ち寄り型書店の楽しさ。

渋谷○○書店

渋谷ヒカリエ8階に買い物に行った際、面白い書店を見つけて立ち寄ってみました。
その名も『渋谷○○書店』。
○○はダミーで空けているのではなく、本当にそういう店名です。

この書店が面白いのは

  • 月額4,950円の出店料を払えば誰でも本屋さんに
  • 出店者=「棚主」はボックスを借りて本を詰め、店はその持ち寄りで共同運営する
  • 最低3か月に1回、各店主は店番をして陳列・販売・接客する

※2022年9月現在、棚主の申し込みは一時休止中

ほら、街中でハンドメイド作品のレンタルボックスが連なる店舗って見たことありません?
いわば、その書店版です。

澁谷○○書店は「偏愛」を売りにしているだけに、それぞれの本棚からは棚主の趣味やマニアックな嗜好を垣間見ることができます。
特定のジャンルに偏っていないのが好感持てます。

ほしいなと思った本が何冊かあったのですが、他に目的があったため購入は我慢。
でも近くに来たら、つい寄り道しちゃうだろうな。

谷根千といわれる東京の谷中・根津・千駄木で大型連休中に開かれている『一箱古本市』の第1回に店主として参加したことがありまして、渋谷○○書店を見て当時を思い出しました。
まさにシェア型書店の原型たるイベントで、地元のリアル書店も協力するという画期的な企画でした。

街中の書店が次々と姿を消すなか、このようなシェア型の書店がジワジワと来ているのは、ごくわずかですが明るい材料といえます。

新刊はネットで、古本はリアルで、なんて棲み分けができてほしくないですが、とにかく買い支えて盛り上げていかないとね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性