……って思いません? 突然ですみませんが。
というのも、自分のスマホの画像や動画を整理していたら、東京・神田神保町にある「冷やし中華発祥の店」でいただいた冷やし中華の画像が出てきましてね。
9月末に訪問したのですが、こちらでいただくのが今年初。
最初で最後となりそうです。
この店=揚子江菜館では看板メニューだけに、1年中注文できます。
その名も「五色涼拌麺」といい、具材は10種類でお値段1,540円(税込)。
スペシャルですね。
問題は町中華の冷やし中華。
ぶっちゃけ、こと冷やし中華においては高級なそれよりも、町中華の味のほうが好きなんですよ。
キュウリ、トマト、ハム、錦糸卵、ワカメなどが載っていて、傍には薬味の練り辛子が添えてあるアレ。
慣れ親しんだ味です。
しかし、どういうわけか町中華の冷やし中華は、判で押したように夏場だけ供されるメニューとなっています。
マツタケや牡蠣ではあるまいし、なんでこんな季節限定なんですかね。
同じく季節感が言われがちなウナギやフグだって、一年中出されているのに。
おそらくは寒い冬に、冷やし中華なんざ食べる人は少数派で、実際さほど出ないから、なのでしょうけど。
基本的に「食いたいときに食いたいものを、ほどよく美味しく食べたい」派としては、紋切り型にされてしまう冷やし中華には憐憫の情を感じずにいられないのですよ。
シーズンを逃した身からの戯言でした(半分はほんと悔しまぎれ)。