「プリクラ」や「SNOW」のような画像加工アプリが苦手で、個人的には使ったことがありません。
プリクラは皆で集まって撮った集合写真を加工する面白さがあるようなのでまだ納得できますが、SNOWは正直よくわからない。
自分の頭に猫耳なんざ付けて楽しいのかね。
そもそも自撮り、セルフィという類が苦手なので関係ないのですが。
楽しくセルフィしてる最中に、どこの馬の骨ともわからんやつに「加工したほうがいいよ」などと余計なことを言われたくないね、という記事を見つけました。
『ゴーン・ガール』(2014年アメリカ/デビッド・フィンチャー監督)などに出演した俳優、ロザムンド・パイクさんが遭遇した例です。
何が言いたいかというと、「見たいものを見たいようにしか見ない」ということ。
こと、自分自身の姿においてはなおさらです。
主語を「人間は」と一般論にするには気が引けるので、個人的にはそう思う、としておきます。
ぼくが自分の写る画像(写真)が嫌いなのは、まんまそのものが画にされているから。
ごまかしようのない自分がそこにいるから。
出来上がった写真、シェアされた画像を見て「もう少し髪型が決まっていれば」とか、「なんでこんなに顔がむくんでいるんだ」とか、認めたくない自分のルックスに向き合う羽目になる。
画像加工はそれらを覆い隠すばかりか、明らかに粉飾=良く見せることもできます。
Tinderの写真がリアルな実人物と違った、なんてのは今や当たり前なわけです。
小じわを隠すくらいなら、まだかわいげがあるんですけどね。
体型を変える(上記事のように胸を大きくする)とか、顔を美白一辺倒にする(宝塚グラフ聞いてる?)とかは明らかにやり過ぎです。
誇大広告と言われても仕方ないんじゃない?
ルックスを良く見せるのに抵抗がある人は(芸能人でもないかぎり)、画像加工を嫌うし、加工しても必要最小限となるでしょう。
ぼく自身はそもそもブログで顔をさらすことはないでしょうね、似顔絵で十分。
アナウンサーの試験じゃあるまいし、極端な加工をしてまで自分をよく見せたいとは思わないのです。