蒸留所建設が相次いでいるローランドの新星のひとつ。
中の人はベテランの造り手ですが。
なんかこう、語感やヒビキがいいよね。“クライドサイド”って。
クライドとはグラスゴーの中心部を流れるクライド川のことで、近くにはペルノリカール系のグレーンウイスキー工場、ストラスクライド蒸留所もありますね。
クライドサイド ストブクロス(CLYDESIDE STOBCROSS)46%
- 香り…早すぎた収穫のフルーツカゴ盛りと植物園。洋梨、アサイー、バナナなど。
- 味…ニューポッティなニュアンス。りんご、ジンジャーウォーター、カスタードクリームのワッフル。
- 総評…草っぽいというか、植物園の様相。ローランドらしいスムーズ感と括ればそれまでだが、軽いながらもフルーツの印象が残る。
82点
@松濤倶楽部
グラスゴーのインデペンデントボトラー、ADラトレー社のオーナーでモリソン家のティム・モリソンさんが2017年にローンチしたクライドサイド蒸留所。
その1stリリースのシングルモルトです。
樽構成は1stフィルのバーボンカスク90%、ジェリーカスク10%。
ローランドモルト特有の3回蒸留ではないらしいですが、モルトらしからぬ飲み口のすっきりさ。
おしゃれなラベルといい、トレンドを反映しているようです。