滋賀県の琵琶湖北部に位置するマイクロディスティラリーのひとつ、長濱蒸留所。
こちらのBARのスタッフと常連客の皆さんで共同出資したオーナーズカスクが仕上がったとのことで、おすそ分けを頂戴しました。
シングルモルト長濱5年 2017-2022 オーナーズカスク(Nagahama Single Malt For Cask Owner) 58.2%
- 香り…やや主張あり。マスカットから始まり、バターとシロップたっぷりのパンケーキで締めくくり。時折DIYショップの角材コーナーが表れる。
- 味…中庸なボディ。キャラメルとアーモンド入りのヌガー、ナッツ、後口でタンニンチックな渋みというか、若干の苦さが。
- 総評…5年でもそこそこ仕上がっている印象。他のバーボン樽やシェリー樽にも期待が高まる。
82点
@松濤倶楽部
新樽のフレンチオークで5年熟成したプライベートカスクです。
もともとは3年熟成のはずが、コロナ禍により2年延長されたのだとか。
「災い転じて福となす」のは当然で、今後7年・10年と続いた先には、どんな景色が広がっているのでしょう。
長濱は2020年からシングルモルトを出していてバーボン樽、オロロソシェリー樽、ミズナラ樽などのカスクストレングスを出していますが、発売即完売状態。
ボトルは500mlで、値段は1万円台。
ぼくのようなサラリーマンには手が出しづらく(気づいたときには売り切れているので関係ないですが)、BAR飲みに徹しようと思います。
……ってか、最近のウイスキーはそんなんばっかだねぇ。
この日は店のスタッフのお土産の長濱エールビール&シングルモルト長濱でボイラーメーカーを堪能。
お祭りもたまにはいいよね。