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アードコア、甘酸っぱさと若々しさ。

アードベッグ アードコア

音楽の1ジャンル「ハードコア」をもじった、アードベッグ2022年の限定ボトルです。
香味はピートスモークやハーブなどではなく、発酵臭や乳酸、レアチーズケーキを彷彿させる爽快なもの。
林の中を歩いているような清々しささえ覚えました。

アードベッグ アードコア(Ardbeg Ardcore) 46%

  • 香り…キャンプ場に来た印象。高山植物を湛えた林道、塩とレモン、サワークリーム、青りんご。
  • 味…スパイス感と甘酸っぱさ。胡椒入りのガレット、クラナカン、麦チョコ、胚芽ビスケット。
  • 総評…アードベッグTENをそのまま若くしたような。山小屋やバーベキューの供に、アウトドアで行きたい。

90点

@Cocktail Works Ueno

アードベッグ アードコアをテイスティング

2022年のアードベッグ・デーのテーマ「PUNK(パンク)」にちなんだボトル。
ブリティッシュパンクの象徴、セックスピストルズのジャケットデザインやファッションのパロディ化と、ひと目でわかるラベルがお茶目です。

飲み口はハードコアどころか、香りも口当たりもヨーグルトやサワークリームを彷彿させるものが。
かなり若い印象で甘酸っぱく、とはいえ5年の「ウィー・ビースティー」のような、自己主張の激しさは感じさせない。
個人的にはライトタッチが超好みで、このアードコアこそ定番化していただきたい。

余談ですが、英国パンクファッションに欠かせないヴィヴィアン・ウエストウッドさんの訃報は驚きでした。
毎日のようにヴィヴィアンを着ているので、残念でなりません。
今年イギリスは存在が大きすぎる女性を、2人も亡くしてしまいました。
ブランドはもちろん生き続けますが、本件はまた別の機会に。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性