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ミュシャの絵の細緻さと美に浸る。

中之島美術館

大阪中之島美術館で開催された『ロートレックとミュシャ パリ時代の10年』(2022年10月15日〜2023年1月9日)を観に行ってきました。

ロートレックはユーモアと味わい、ミュシャは美しさと細緻さ。
個人的にはミュシャのほうが好きです。

ロートレック(1864〜1901年)とミュシャ(1860〜1939 年)が手がけた石版画ポスターを紹介する展覧会。

ロートレックは日本のレストランやワインバルにもポスターが掲げられていて、おなじみの感がありますが、中には陰影に満ちた風刺画のような作品も。

対照的にミュシャ作品は神々しいくらいの華があり、かつ細密を極めた筆致。
最初に手がけたポスター『ジスモンダ』以来、女優サラ・ベルナールのプロモーションに欠かせないアーティストに。
実物を目の当たりにすると、彼女が贔屓にした理由に納得です。
女優の魅力を120%まで引き出したと言っていい大作です。
写真撮影可の展覧会で、さすがにこの絵を撮る人の多いこと。

サラ・ベルナール本人はもちろんでしょうけど、見る人をクギ付けにして離さない美しさがあります。
美は正義で、それに触れたすべての人を幸せにする。
そのパワーたるや、圧倒された展覧会でした。

中之島美術館、昨年暮れにようやく入れました。
開館以来たびたび足を運ぶも、休館中のときばかり。
常設展などやらなくて良い余裕があるんだねぇ。

中之島美術館のミュシャ

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性