スペイサイドのグレンキース蒸留所が生産休止したのが1999年。
その前の1995年に樽詰めされたシングルカスクで、素晴らしいごちそうでした。
ザ・シングルカスク グレンキース20年(The Single Cask Glen Keith 1995 20y) 45.8%
- 香り…爽やか。みずみずしいりんご、生木、蜂蜜、アプリコットのタルト。合間に黒胡椒やカルダモンも少し。
- 味…麦の甘み、砂糖やバナナ&ミルクを入れたシリアル、バニラアイスクリーム添えのアップルパイ。
- 総評…夜の、というよりは朝から昼間にちょろっといただきたい、柔めのモルト。
88点
@Kirkwall
こちらはベン・カーティスさんが運営するロンドンのインデペンデントボトラーの「ザ・シングルカスク・カンパニー」からのリリースです。
20年間熟成で、樽はバーボンホグスヘッド。
シリアルや果物系デザート、クリームなどを想起させる甘みが堪らない。しつこい甘さではなく、サラッとした甘さに好感を抱きまくり。
巷間では見かけるのは初でして、ありつけてラッキーでした。シーバス系の大元という情報はこの際どうでも良く、単体として素晴らしい出来でした。