主原料は大麦をもとにしたハウススピリッツで、14種のボタニカルを使っているそう。ジュニパーの複雑みはなく、麦焼酎のようなプレーンな印象です。
ブリュードッグ ローンウルフ ジン(BrewDog Lonewolf Gin) 40%
- 香り…バスボム、レモン、ソーダ飴、奥にS&Bのテーブルコショウ。
- 味…ほのかな甘み。スペアミント、グレープフルーツ、メロンシャーベット。
- 総評…ジンが苦手な人でも飲みやすいであろうクセのなさ。スイスイ行けるのでペースに注意。
87点
@カドヤ黒門町スタンド
クラフトビアからマルチな酒造りへ
ブリュードッグは2007年、スコットランドはアバディーン郊外のエロンでジェームズ・ワットさんとマーティン・ディッキーさんが創業したクラフトビールメーカー。2016年にはローンウルフ蒸留所(現在の名称はブリュードッグ蒸留所)を立ち上げ、ビールだけでなくジンやラム、ウオッカ、ウイスキー(モルトウイスキー、ライウイスキー、グレーンウイスキー)などなど「ありとあらゆる酒を造る」と豪語するイケイケぶり。日本でもオフィシャルBARのBrewDog Roppongiが話題になって久しいですね。
ローンウルフジンの飲み方
結論どんな飲み方でもOK。
なにせ名称は「一匹狼」で、パンク(常識に逆らう)を標榜するだけに、さぞや酒も尖ったものをと思いきや、このジンは驚くほど飲みやすい。
最初ソーダ割りで飲んだら、フラットというかニュートラル。全く引っかかりかない。トニックでは若干甘みが立ち……というか、ジンよりもトニックウォーターが際立っちゃうので、ジンの分量を多くしたほうが良いです。ロックはストレートで飲んだときとボディはほぼ変わらず。むしろアルコール感が和らぎ、飲み方としてはこれがベストです。
まとめ
良いですね。エッジーなブランドイメージを押し出しつつ、酒質は最大公約数の飲み手に寄せている。巧みなマーケティングが光ります。
余談ながら、ローンウルフは従業員との労使問題が取り沙汰されていました。その後、経営側が謝罪したそうですが。パワハラなパンクス精神なんざ聞いたことないが。好事魔多し、だね。
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