酒場や料理屋さんによっては出てくる「お通し」。これが好きでね。注文が通ったことの証として、そう呼ばれるとも聞きます。先付け、チャームとも呼ばれるけど、まぁ同じ意味だね。
人によっては、あえて要らないという人もいるけど、個人的には楽しみで仕方ない。趣向を凝らして手づくりしてるところもあれば、乾き物もある。全く出さない店の場合、「チャージ料が安いorなし」だったりします。
感動したのは、毎日違う料理を出している老舗BARがあったこと。これが楽しみのひとつで通っていたのは間違いない。
銀座では「保志」さんのように、コンソメスープから始まり、あとはスナックを出し続けるBARも有名です。いいですか?「出し続ける」のですよ。客がおつまみの皿を空けるたびに、差し替えるわけです。BARにハマりたてのとき、これはつくづく危険だな、と。延々とお酒をおかわりしてしまうかもしれないわけで。なんともニクい配慮です。
最近、食が細くなっていて、夜はこれで十分だなぁと。夜はお酒をしこたまいただいて、ちょっと気の利いたアテがあって、あとは寝るだけ。
この”定番コース”に埋もれて1日を終え、ダラダラ生きたい。いや、一刻も早く召されたいね。