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ポートシャーロット10年、アイラの中道左派。

煙いか、そうでないか。この一点において、ひと目でそれとわかる個性を残しつつ、飲みやすさや複雑さも併せ持つ。行き過ぎず、穏やかすぎず。絶妙なバランスを保ったアイラモルトです。

ポートシャーロット10年(PORT CHARLOTTE 10y) 50%

  • 香り…瞬間的に砥部焼の窯元。鰹節とレモン汁、新品の張り替えたばかりの畳、ヨーグルトケーキ、箱根の温泉卵。
  • 味…秋刀魚のワタ、マスタード、出汁醤油、クラシック喫茶店てつつくプリン、スパイスドミックス。
  • 総評…海岸の土産品店沿いに立ち並ぶ露店を歩くような、それでいて整備されたての新興っぽさも。

86点

@長谷川

ポートシャーロット10年をテイスティング

ブルイックラディ蒸留所のシングルモルト3銘柄のうち、ポートシャーロットはミディアムピートです。ブルイックラディ(ブルックラディ)、オクトモアとの違いは、ピートスモークの濃度と有無。
3銘柄のうち個人的にはこれが最もしっくり。オクトモアは刺激が強いし、ブルイックラディはアイラらしからぬ華やかコンテンツで、脳が一瞬バグります。

そこへ来るとポートシャーロットは、スイーツやスパイスが主張しすぎずミックス。チョコレートバナナからイカ焼きまで、縁日に立ち並ぶ露店の楽しさを彷彿させるものがあります。それでいてピートが底流にあるゆえ、まとまりがあるんです。

何度となくいただいていますが、改めてかなり良い印象を持ちました。わりと縁がなかったのですが、今後は見かけたらきちんと飲みます。

全品P3倍 8/30限定ポートシャーロット10年 50度 700mlシングルモルト ウイスキー アイラ ブルイックラディ 蒸溜所 port charlotte whisky 長S

価格:6,160円
(2023/8/30 01:59時点)
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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性