休日。なーんもしたくなくて、昼メシはサッポロ一番みそラーメンを作りました。
ん? 料理でもないインスタントラーメンを「作りました」って変だね。
サッポロ一番のアレンジレシピはピンと来ない
ぼくは「サッポロ一番みそ」を袋入りラーメンでこの上なく愛しているので、具材は卵と長ネギを入れるくらい。何も入れないことも珍しくありません。
確かコロナでテレワークしていた時期に、YouTubeで偶然「サッポロ一番みそのアレンジレシピ」的な動画コンテンツを視聴して、こりゃ美味そうだと真似してみたのです。
ところが、大したレベルアップを感じず。
むしろ「このレシピ意味ある?」くらいの微細な変化で。
「具材をプラスしてモリモリ食べる」「深夜に一人女子が食べる」みたいな、袋入りラーメンの元を生かした動画は良いのですが。
スープの味にひと手間加えるアレンジレシピ動画については、正直どれを試しても良さが分かりませんでした。
サッポロ一番にチューニングは不要
各メーカーは袋入りラーメンについて、必要最小限の手間で最大限美味しく感じられるよう、麺・スープ・調味料など研究し尽くしているはず。
サッポロ一番のサンヨー食品もご多分に漏れず。
他の袋入りラーメンはほとんど食べないので分かりませんが、サッポロ一番みそについては、悪魔的美味さが完成されている。
だから下手にアレンジを追加すると、かえって味がとっ散らかり、なんとも締まらない蛇足なラーメンと化してしまうおそれがあるのです。
完成品に手を加える必要はない。これが結論です。
いじって面白いのは、それ自体が未完成なもの
ガラッと話が変わるんだけど。
以前、20台以上を乗り換えてきた車遍歴を持つ先輩に「ポルシェをカスタムする日本人」(RWB、下記リンクと動画参照)の凄さを聞いたとき、先輩はこう話してくれました。
「たとえばアウディやランボルギーニの車はそれ自体が完成品だから、チューンナップする必要がない。でもひと昔前の空冷ポルシェは、速さを追求するためにいじれる余地があるんだよ」
メルセデスのAMGやBMWのアルピナのように本家メーカー並みの工場を持つチューナーは、オリジナルを尊重した控えめさ。
完全ハンドメイドのRWBは、既成概念を打ち破るカスタマイズで、多くのマニアのハートを捉えています。改造着手は1年待ちというのも、むべなるかなです。
完成品に手を加えて、もしもそれが完成品を上回るようになったら?
新たなプロダクトとして、高評価を受けることでしょう。
これもまた既成概念の打破であり、革新といえます。
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