「〜すぎる」という表現が嫌いすぎる。

巷に氾濫するさまざまな言葉の中で、これは安易に使いたくないなぁという表現がけっこうあります。そのうちのひとつが「〜すぎる」という誇張表現。本来は「早すぎる」とか「飲みすぎる」というように、補助動詞として使うもの。ですが、名詞や形容動詞に付ける形で使われるのが当たり前になりました。

たぶんですが。2007年に一部週刊誌が「美人すぎる市議」の話題を報じて以来、「美人すぎる〜」というカテゴリが定着し、その後あらゆるジャンルで使われるようになったのだと思います。

「〜すぎる」ねぇ……。これ、文章や会話を盛り上げるために使うのだろうけど、特に文章やキャッチで使う場合、チープなんですよね。ほかに言うことがないから、テキトーにまとめちゃえって感じがします。

「旨すぎる」「凄すぎる」あたりは良いでしょう。モンダイは、その言葉だけで十分表せている単語なのに、さらに煽るかのように使われているケースがほとんどなことです。「完璧すぎる」「天才すぎる」「異例すぎる」……。なんですか、これは。「〜すぎる」と末尾につけることで、かえって安っぽく、軽薄に見えます。言葉の重みが全くない。

特にメディアにかかわる人、マスコミの人には、十分留意してほしい。と言いたいところですが、これもネット優位の一面なのかもしれません。最上級の名詞に、さらに尾ひれを付けることで、バズらせたい、SEOで上位表示させたい……というように。

乏しい自分の語彙力を棚に上げつつ、せめてこのブログは、安易な煽り文句は使わないで続けるようにします。

この記事を書いた人

hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性