若い時分(というよりも幼いころ)から触れていた著名人・芸能人の訃報をやたら目にするようになりました。
2023年はやたら多い印象です。というか、お前がそういう齢になったのだと認めろよ自分。
ためしにこのブログで「訃報」で検索したら、昨年は大橋純子さん、2022年は小林清志さん、2021年は田村正和さんと、自分が好きだった芸能人のことを振り返っていました。
ここ数年ずっとそんな感じですね。
これからは、当たり前ですが人さまの結婚式よりも葬式に出ることが多くなるのは必定で、どうにも嫌だけど避けようがないですね。
芸能人のように「人に見られる仕事は年齢が若く見える」ことは間違いないけど、その人の10年前の肖像とビフォーアフターしてみると、やはり齢は取っているわけです。
表情筋が弛んで顔がふっくらしていたり、皺が増えていたり。
隠そうとする人は痛々しく、ボトックス注射を打っているのが見え見えの人もザラにいます。
いくら若さが命とはいえ、そういう加工をしている人を見るのは悲しい。
リフトアップしてキツく顔を持ち上げる人を見るとこちらがいたたまれなくなります。
できる範囲でアンチエンジングするくらいでちょうどいい。
人生であがくのは大事だが、加齢による見た目において悪あがきしたくないし、する気もない。
「年相応」で老いていきたい今日このごろですわ。
下記は本日訃報に接した八代亜紀さんの素晴らしいインタビュー記事。
インタビュアーは武田砂鉄さん。
初めて会う人に話を聞くのは常に緊張しますが、八代亜紀さんは、会った瞬間から優しさで包み込んでくださって、こんなことってあるんだろうかと戸惑うほどでした。2015年のインタビューです。
「震えている後輩がいたら、背中をさすってあげる、これが私の生き様なんです」https://t.co/aWoCDga5io
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) January 9, 2024