事務方としてかかわっている手前、宣伝です。7月22日(土)に池袋で開催する「『成功する里山ビジネス~ダウンシフトという選択』出版記念勉強会」。定員があっという間に埋まってしまい、急きょ回数と定員を増やしました。
今現在、第1部の16:30~18:30、第3部の21:30~23:00を募集中です。(7月15日追記:第3部のみ受付中。第1部は完売しました)
冒頭の新刊を出すノンフィクション作家・神山典士さんと、ダウンシフト生活の先駆者・高坂勝さんがフリートークを繰り広げます。これからの時代、大きく稼ぐ・儲けるだけが必ずしも解ではない。ダウンサイジングしながらも副業は展開できるし、日々の暮らしだってむしろ充実させることができる。その活路は都市ではなくむしろ地方がカギを握るようです。では、どうやって選び、暮らす? 家族や友人・恋人は? 今回の勉強会では解なき答えを参加者みんなで探っていきます。
「シフトダウン」という言葉から連想するものはなんでしょうか。ドライブ大好きなぼくは、ブレーキとかアイドリングとかを思い起こしたし、また生活面では節約とか慎ましやかとか、そんな控えめなイメージがあります。
アゲアゲ基調の言葉では全然ない。東京および関東一辺倒で生きてきて、消費や散財に萌える煩悩の塊なぼくは、正直ピンとこない部分もあります。けれど、このダウンシフトの真意は「目先の享楽を止めよ」という表層的なことではない。都市での暮らしに慣れきって、朝から晩まで仕事し、なんとなく日々の生活パターンが決まっているような人間(たとえばぼく自身)にこそ、アクセルを緩める選択肢があるのだと。自分のこれまでの狭い価値観から視野を広げ、行動のフックになるようなイベントになると予感しています。内容はいずれも同じですが、勉強会のホストを務める神山典士さん、高坂勝さんのトークがどう転ぶかは参加者次第。
ワクワクするのはなにもハイテンションのときだけではない。アクセルを緩めて荷を下ろし、立ち止まって風を感じながら素敵な景色を見つけたときのようなワクワクもある。たとえるならそんな生き方。ピンときた方、ぜひ遊びにいらしてください。池袋のオーガニックバー、たまTSUKIで盛り上がりましょう。