hiroki 
ラベル一新後のキンタ・ルバン14年です。
間口の広がりを意識してか、スルスルの飲みやすさが却って気になります。
がしかし、繊細な中に多様性が散らばっている香味には好感。
グレンモーレンジ キンタ・ルバン 14年（Glenmorangie 14y Quinta Ruban） 46%
- 香り…黒蜜と葛餅、洋梨、レモングラス、ユーカリ。後方にオランジェットとバター。
- 味…ライトボディで甘さ軽快。スペアミント、りんごのコンポート、クリームブリュレ。
- 総評…軽めというか、水のような飲みやすさ。ミントやレモングラスの香味が爽やか。コンテンツは複雑で繊細。
83点
＠カドヤ黒門町スタンド
スペックと飲み方
グレンモーレンジ（グレンモーレンジィ）おなじみバーボン樽で10年熟成後、ポルトガル産のルビーポートカスクで4年の追熟を施しています。
飲み方はこれ自体ボディが軽いのでストレートをお勧めしますが、抵抗がある方はトゥワイスアップ（濃いめの水割り）でどうぞ。
（余談）最近のモーレンジについてひとこと
正直なところ新しいエチケットラベルは好みでないです。
「BARのバッグバーで目立つように」というねらいは理解できるものの、デザインされすぎていて鼻につくんですわ。
モーレンジは確かにおしゃれ、洗練されたブランディングで、それが個人的に好きになったきっかけでもあるのですけど、直近の一連の動きはやり過ぎな感じ。
それだけならいいんですけど。
モーレンジのスタンダード10年はラベルが変わってから「あれれ？」ってな中身になってしまった気がしまして（個人の感想です）、未だこのブログに所感を書けていない。
時代に応じたモルトの変容は受け入れているつもりですけど、モーレンジには思い出もあるだけに、やや感傷的になっています。
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