長野県立美術館本館地下1階しなのギャラリー『七味缶 食卓とあゆんだ100年』観覧。
今年は七味唐辛子でおなじみ八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう/長野市)の缶入り『七味唐からし』が販売100年とのことで、その記念展です(〜2024年5月6日、入場無料)。
展示室こそ小さいですが、これは面白かった。
県初のシネコンオープンを記念した「映画缶」を機に、新幹線や善光寺などシンボリックな長野をデザインした「イヤーモデル」限定缶や派生変わり種缶などが、同社の歴史とともに紹介されています。
会場で得たこと
- 東京の『やげん堀』が辛み、京都『七味家本舗』の香り、そして長野の『八幡屋礒五郎』は身体への温熱効果をもたらすという、三大七味ブランドの違い
- 缶の開け口の穴ボコは、七味缶に描かれた唐辛子の「へた」の部分と合致する
- 工場はほぼオートメーション化されているなか、七味缶の開け口の穴をプレスマシンで開ける工程、素材の質を選定仕分けするのは手作業
上記3は、会場別室で投影されているプロモーション映像で知りました。ここの工場見学したいぞ。
まとめ
シリーズ製品のひとつ「拉麺七味」が、なんとクリームシチューに合うそうで、メーカーの意外な提案に乗ってみることに。クリームシチュー好きなんです。
帰路、長野駅ビルの同社ショップで買い求めたのは言うまでもありません。
あと、せっかくの記念展なのだから、もう少し広報したらいいのに。美術館でたまたまポスターを見かけて展覧会を知ったくらいで、会場も目立たない。無料ゆえ仕方ないけど、もったいない。東京や大阪での開催に期待します。絶対お客さん呼べますって。
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