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人の初期設定は「弱」、そこから徐々に「強」にしていくのが人生。

MLBドジャース・大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏とか、かつてスラッガーとして一世を風靡した清原和博氏とかのYouTube動画を見て。
ふと、「人っていうのは弱さがデフォルトなんじゃないか」と。
弱いところから徐々に鍛えられていき、学校やら会社やらフリーやらを経て、社会で生きていく程度の強さを身につけていく。

ギャンブルや薬物などに手を出してしまうのは、その人が弱いから。
社会に与えた衝撃度は大きく、本人たちへは非難囂々。法治国家である以上、裁判等を経て社会的制裁を受けることになる。
ただ、これは本人たちが弱いからであって、悪いからではない。
決して善悪の彼岸で判定されることではないのです。

もちろん完全にだますつもりでお金を盗もうとした水原氏の行いは「悪い」のですが、ことギャンブルに至るプロセスは本人の心が弱かったからです。
誘惑に耐えうる人間は、鋼のメンタル(©百田尚樹)まで行かぬまでも、ある程度の強さを併せ持っています。
社会を凌げるくらいの強さを。

目先の快楽、現実逃避、恐怖からの忌避など、道を外す要因はさまざまですが、少なくとも依存症は治療が必要な病気であることは確か。
最初こそ彼らを侮蔑しましたが、今は少しの悲しみをもって見ています。
壊れた心を修復させて、迷惑をかけた人に償ってほしいな、と。

ぼく自身、弱い人間であると自覚しているので、自分もそうなってしまわないか、ある種の恐怖感があります。
絶対にこうはならないと断言できない。笑えない。
人生って、とことんめんどくさい。弱いながら、なんとかやり過ごしていかないとね。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性