マグロの目利き、ワインのかぎ分け、日本酒の杜氏スキルの再現をAIが実証するというニュース。
緻密極まる将棋においても、AIに勝てるかが話題になる時代。
人間にできることのたいていは、AIが担う。
どうやって活用していくかが問われる時代です。
人口減少が避けられない日本では、AIの進歩いかんにかかわらず、AIを活用せねば立ち行かなくなることでしょう。
特に職人の世界へのAI進出が顕著で、ワインの目利きであるソムリエの仕事もAIができるのでしょうか。
個人的には一見無駄のような、人と人との交流がある世界にAIが来るのは違和感がある。
コンビニのような均質化した対応ではなく、オリジナルの対応が求められる世界。
ソムリエしかり、個人的に身近なところでいえばバーテンダーしかり。
「その人の意気に感じたから買いたい」「この人が勧めるなら試してみるか」みたいなことが、AIにはできない。
こういうやり取りがあって記憶に残ることはあるのだけど、これは人によるのだろうね。
何にせよ一律「さっさと目的を果たせればいい」が極まった先は、タイパを通り越して、素早く物事が解決する社会になることでしょう。
そのいっぽうで、人と人とのコミュニケーションは減り、現代以上に冷たく、不愛想な世界に行き着くことが想像できます。
一概に良し悪しで分けることができぬのも難しい。
確実に言えることは、ぼく自身はなんでもかんでもAIに頼ることはないということ。
Chat-GPTは有料版を使っていますけどね。それさえも時と場合によりますよ、ええ。