サイバー攻撃によるKADOKAWAの情報漏洩は25万人以上にもなるとか。
データセンターのサーバへの攻撃でニコ動のサービスや出版・物流が停止するなど、その影響は甚大でした。
今回の件に限りませんが、この手のニュースを目にするたび戦慄します。
個人情報を軽んずるなかれとつくづく。
1組織のエラーでは済まされないばかりか、企業の業績悪化や存亡につながりかねません。
ダークウェブ等に流されて何が最も怖いかって、センシティブ情報(機微情報)の暴露ですよ。
要するに人種、病歴、政治的信条、労働組合への加盟歴、性的嗜好、図書館で借りた本、Webサイトの閲覧履歴やECでの購入履歴などです。
171万件もの個人情報を流出させたマッチングアプリ「Omiai」はその典型で、こんなの知られてうれしい人はいないはず。
すべての企業は「自分たちの商品・サービスは恥ずかしいものではない」とタカを括らず、謙虚に対策すべきです、自分も含めて。
ぼく自身も個人情報漏洩の被害に遭ってまして、相手はエクスコムグローバルなる海外渡航者向け通信機器レンタルの会社です。
「イモトのWiFi」って聞いたことがありますかね、あそこです。
2013年に約11万件のクレカ情報を流出させ、カードの作り直しをさせられました。
それは仕方ないにせよ、お詫びと称して自社のクーポンをメールで送りつけてくるという厚顔無恥には驚かされました。
二度と使うかのユーザーに対し、「ほれクーポンやるからええやろ」と煽るかのような、見くびった対応ね。
この会社の社長はん、最近マーケティングが上手いと持ち上げられているけど、ニセモノもいいとこで。
10年以上も前のことだけど、いまだに忘れんくらい腹立ってますわ。プンプン。