駅のプラットホーム、近所の公園の片隅、歩道の一角……喫煙所がどんどん削減されています。
こんにちは、hirokiです。
今日は目に余る愛煙家の追い込みについて少し(ぼく自身は元喫煙者で、現在は1本も吸っていません)。
都内に住んでいると、喫煙所の閉鎖をあちこちで目にします。
いくらなんでも、減らしすぎじゃないですかね。
青空とはいえ公共の場所の一定スペースを占めることには変わりなく、ましてや喫煙所周りを通りかかった人が副流煙や環境汚染を気にするのは理解できなくもない。
でも、だからといって、喫煙者の数少ない憩いの場を減らして、喫煙者を追い込んでどうなるのです?
改心させて健康社会が増進されるとでも? 喫煙者を減らして環境汚染が減るとでも?
本気で思っている人がいたら、ずいぶんおめでたい。
結果どうなるかといえば、歩きタバコは止まず(それどころか増えるでしょう)、路上喫煙も減らない。
自分が住む文京区でもこの辺の議論はされていますが、喫煙者に理解の少ない人の声が大きく、まぁ結論ありきという感じ。
〈参照〉「文京区歩行喫煙等の禁止に関する対応について」意見及び意見に対する区の考え方
https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0194/1577/2020220155610.pdf
上記リンクの「26」のような良心的な意見は、少数として取り合う気もないんだろうね、区は。
歩きタバコには、最近は「仕方ないな」と諦め半分です。
もちろん歩きタバコはダメですよ、後ろを歩いていてイヤだし、こういう人にかぎってタバコを持った手で大手を振って歩くんだよな。
ただ、彼ら彼女らだって「たぶん、好きでやってるんじゃないよな」と思うと、気の毒にも思えるわけです。
自分が吸っていたから余計にね。
だから、喫煙所を減らすのではなく、むしろ増やせと言いたい。
流行り病で「3密を防ぐため」だの言って、スキあらば閉鎖に走るの、スマートじゃないですね。