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頂き女子りりちゃんの文章センスと、やるせなさ。

これって典型的なデート商法やんーー。

そんなふうに冷めた目でニュースをやり過ごしていた「頂き女子りりちゃん事件」ですが、Twitterで目にした本人アカウント(支援者が運営してるのかな?)の獄中記が衝撃的でして。

りりちゃんの文章に心を揺さぶられる

懲役9年、罰金800万円の判決を受けたりりちゃんこと渡邊真衣被告。

何が衝撃的って、その文章。
とにかく上手い。読ませる。類まれなるセンスを感じさせるのです。
興味があればぜひタイムラインをたどってみてください。

貧しい環境の中で育ち、ずば抜けた演技の才能で舞台女優として頭角を現した北島マヤを想起しましたよ。
残念ながら彼女に付いたのは月影千草のようなメンターではなく、ホスト=悪い虫でしたが。

ホストとの出会いで「生きる意味を見つけられ」、SNSで詐欺テクニックを紹介して「女の子たちから質問を受けることがすごく嬉しかった」と。

彼女の才能の開花は劣悪な環境由来の生への渇望と過度な承認欲求から来るもので、もしマトモに育っていたら、ごく普通の平凡な人生だったかもしれない。
才能とは文才であり、「おじ」をたらし込む手練手管です。

被害者には同情するが

彼女が騙し取った総額は1億5000万円を超えるそうで、被害者の3人の男性は気の毒であり、同情を禁じ得ない。
本件ぼく自身も全然ひとごとではなく、ちょっとかわいい娘に心のひだをくすぐられたらわかりません。それどころかコロッといっちゃうだろうな。

一方で、やり取りしている時間はかりそめにも楽しかったことは確かで、ただし額としてはあまりにも法外だった。
これが少額であるケースはゴマンとあり、今回の件はベラボーな金額だったから世間の耳目を集めたわけです。
むかし『サザエさん』で読んだ「よろこばせ屋」のエピソードを想起しましたよ。

ロンリーハートを撃ち抜かれ、なおもまだ自分が新たな的になろうと彼女に向き合った(=お金を出した)ことは、あまりにも大きすぎる代償です。
孤独に耐えられないなら、どこかに居場所を探すしかないのですよ、ご同輩。

りりちゃんの今後が気になる

ぼくが編集者なら間違いなく彼女に本を書かせるべく面会を求めるし、今時点で動きがあっても不思議ではない。

そういう商売面とは別に、彼女が立ち直れるかどうかが非常に気にかかります。
問題発言ですが、獄中での懺悔の記録がすべて演技・演出で、本人の脚色によるものだった……ってほうが、救われる気がします。

だって上辺だけ反省の態度を取れるくらいなら、まだ正気を保った状態と言えるじゃない?

本人は自分の詐欺行為によって罪悪感や自己嫌悪に苛まれていたようですから、演技ってことはないんだろうけど。
彼女の獄中記を読んでいると、文の奏でるユーモアすら、切なさしか込み上げてこんのですよ。
彼女もある意味で被害者といったら甘いですか。でも救われてほしい、彼女は。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性