週末に開催される銀座通りの歩行者天国を歩いてて、ふと。
以前と様相が変わった気がするぞ、なんでだろう。
外人観光客がべらぼうに多くなったのは誰が見ても明らかですが、少し考えて自分が抱いていた違和感、モヤモヤが理解できました。
地べたに座る人が多くなった
歩道と車道の段差に腰を掛ける人がフツーに存在するようになったことです。
これね、以前はなかった。道理で違和感があるわけだ。
銀座って、その人なりに最高のおしゃれをして来る場所です。
たとえウィンドウショッピングだけでも、いや、ウィンドウショッピングだけだからこそ、おしゃれして闊歩してほしい。
今やユニクロもマツキヨもできてしまいましたが、銀座は腐っても銀座です。
街としての矜持がある稀有な場所、それが銀座なのです。
ですから、たとえホコ天とはいえ、疲れたからといって銀座通りで地べたに座るのは、ひじょうに見苦しい。
かといって禁止するのも野暮だし(どうせ従わないだろうし)、対策ができないのが残念。
これはもう啓蒙していくよりほかない。誰かトリップアドバイザーとかに書いて教えてやりゃいいのにな。
よその国で地べたに座るか
自分の狭く、短い海外旅行歴で言うのもなんですが。
海外旅行で地べたに座った経験がまずないんですよ。
その行為自体が恥ずかしい。
ギリシャのサントリーニ島に行ったときは、ビーチで寝ころびましたが。そのときくらいだなぁ。
日本は地べたに座れるくらい道路が清潔で、平和だからという理屈があるのかもしれんけど。
そういうことをするなら銀座ではなく、別の場所に行ってほしい。
とはいえ、日本人ですら繁華街での「路上飲み」を当たり前にしているんだから、人のことを言えるわけがない。
なす術なし、虚しいかぎりですな。