アフィリエイト広告を利用しています。

システマティックな外来診療に驚かされる

大病院

先月=8月の盆後半に腸の持病が再燃して以来、ふたつの病院を掛け持ちしました。
かかりつけ医のいるクリニックと、その医師から紹介を受けた大病院です。
前者は6年ぶり、後者は初めて受診する病院ですが、どちらも外来診療受付がシステマティックで驚かされたので、その件について少し。

クリニックの受診までの手順

六本木にあるクリニックで定期受診(といっても症状が出ていなかったので、自己判断で受診せず。今回約6年ぶり)しているのですが、診察までの流れはこんな感じ。

  1. 事前にクリニックのWebサイトで受診日時を予約&問診票記入
  2. 予約日時に訪問し受付を済ませる
  3. 待つこと数十分、受付で受診番号を記されたネックストラップを渡される
  4. 上腕式血圧計(腕を通すタイプ)で血圧を測る
  5. 診察室前で自分の番号が呼ばれるのを待つ
  6. 診察
  7. 会計(自動精算機)

クリニックといっても規模感があり、受付と診察室側でスタッフは別々。
街の病院よりも患者が踏む手続きの数が多いんです。
自分で血圧計を通してから診察室に行くというプロセスは初めてで、少々驚きました。

システマティックな分、対応は実にしっかりしています。
紹介先の病院に紹介状を持参し忘れる失態をやらかし、電話でお願いしたところ、すぐに大病院の医療連携にFAX送信してくれたのは助かった~(ありがとうございました)。

クリニックの血圧測定器で血圧を確認

大病院での初診までの手順

五反田にある大病院で、ここは紹介状なしでは診察を受け付けません。
紹介前提のため、入院か治療難度の高い病気・症状に対応する高度医療を提供する病院です。

  1. 事前に大病院のWebサイトで受診日時を予約
  2. 台風等の影響で、予約日時の変更希望を電話で申し出る
  3. 予約日時に訪問し、「初診受付」へ
  4. 紹介状を忘れたため、紹介状を書いてもらったクリニックにFAXで送信可能か聞く
  5. 数十分で送信いただき、初診受付完了
  6. 「消化管内科」窓口で受付を済ませる
  7. 待合室で自分の番号が呼ばれるのを待つ
  8. 診察
  9. 会計(タッチパネル式の自動精算機)

マスク着用を求めてきた病院スタッフに、「持ってない」と告げると「次回からはお願いしますねー」と不織布マスクを渡されます。
何もかも機械が対応する感じで、機械の音声で番号を呼ばれるときなんか、まるで銀行窓口。
受付のたびに、患者に名前と生年月日を言わせる徹底ぶりもすごい。万にひとつでも手違いが許されないってことですよね。

この大病院では診察のほか、内視鏡検査と組織生検、フィードバックをしていただいたのですが、医師も分業が徹底しています。
たとえば内視鏡検査の医師に「今後の治療について」聞いても、「消化管内科の担当医に聞いてください」と、にべもない。
医師はテリトリー外のことを一切言及しないわけです。

融通が利かないともいえますが、個人的には好意的にとりました。
気休めも無責任なことも言わないあたり、むしろ信頼が持てますね。

診療そのものもさることながら、受付から診察スタイルに至るすべてがオートメーション化されている病院に、革新の一端を垣間見た1か月でした。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性