自宅飲みブレンデッドウイスキー更新。スコッチではなく、久しぶりにアメリカンのバーボンウイスキーで、フォアローゼズのスタンダードです。吉池本店で1,518円(税抜1,380円)。
フォアローゼズ 40%
- 香り…弱め。森永のラムネキャンディ、夏みかん、アルコールランプ、ハッカ。
- 味…薄甘いライトボディ。ライ麦ぶどうパン、桃の缶詰。後半はグリコのポッキー。余韻は短くドライ。
- 総評…バタバタ感はなく、甘さ控えめのバーボン。おやつ(お菓子)箱のような飲み心地が楽しめる。
フォアローゼズはこのスタンダードのほか、ブラック、シングルバレル、プラチナ、スモールバッチなどがあります。フォアローゼズ蒸溜所は、5種の酵母と2種のマッシュビル(原料である穀物の構成比率)を組み合わせて造るのが特徴といわれ、スタンダードはすべて(10種類)の原酒を使うそうです。
バラの香りや、強烈なライ麦香といわれることが多いですが、このスタンダードはさほどでもありません(むしろ、とらえづらいほど)。原酒のいいトコ取りといった様相で、飲み飽きしないスタンダードバーボンともいえます。ジャックダニエルやメーカーズマーク、ワイルドターキーのように味わいと香りの特徴=強みがはっきり出たアメリカンを好む方には、物足りないかもしれません。
けれどもデイリーで飲んだり、自宅で映画を「ながら観」しながら飲んだりする分にはいいと思います。また、よく「バーボンには肉料理が合う」といわれますが、コンロでジュージューする焼肉ではなく、この甘さにマッチするのはジャーキーやハンバーガーなんだろうなぁと思います。個人的にハンバーガー×甘ぁいシェークはテッパンの組み交わせなのですが、そのシェークの代わりにフォアローゼズ(などのバーボン)は絶妙な気がします。今度、合わせてみよっと。