批判を受容し、ストロークできる人間でありたい。

サラリーマンですから半期ごとに業績評価が下されます。その面談はほとんど上司からの注文を聞いて終わるのですが、今回はひとつおまけがありました。「アルバイトさんに対しての指導」で、ぼくに対する批判があったそうです。

ありがたい話です。40代にもなると、年齢的に建設的な批判をくれる人はほとんどいません。違う価値観こそ傾聴に値する、最近は本当にそう思います。が、批判の中身を聞いて、「?」となりました。もっと丁寧に教えなさいと言われるのかと思いきや、どうやら「態度が厳しい」ということのようです。

「あまり厳しくすると辞めてしまうから、優しくしてほしい。忙しいときほど」だそうで。驚いたことに、アルバイトさんの当事者からクレームはなく、意見したのは正社員とか。つまり何も起きていないんですよ。悪い冗談です。仮にぼくが本当にスパルタだったとしても、これほど若い人をばかにした話はない。彼ら彼女らはひ弱だとハナから決めつけているんですから。

お世辞にも高いとは言えない時給で来てくれたバイトさんたちには、できるだけの機会を設け、何らかのものを得て、自分の道を歩んでいってほしい。ささやかでもその一助になればという思いがあります。単純作業に見える仕事でも、「それがなぜそういう仕組みで、なぜそうしているのか」という背景まで説明しているつもりです。誰もここまでしていないけどね(それがウザイのかぁ)。

波風がないところで、わざと船をゆするようなディスり。批判してくるヒトたちは相当なうっぷんを抱えているんでしょう。自分が評価されていない、粗末に扱われていることへの八つ当たり。ぼくがバイトさんに親身に接していることへのやっかみもあるかもね。薄っぺらい批判の背後にチラ見えするジェラシー系の病、気をつけないといけません。でもだからこそ何かこう、哀れみを感じるんですよんね。人間だもの、しみじみ。

それにしても。バイトには「長く働いてほしい。でもギャラ安く。おまけに社員と同等の仕事を」って、虫がよすぎるだよな。ほんと若い人にこそ自由にのびのびしてほしい。だからこんなところにいちゃだめだー、って違うか。

ま、ぼく個人への批判に対しては批判でやり返すことはすまい。同じ土俵に上がった時点で、程度が同じになってしまう。相手がディスカウントで来るなら、ぼくはストロークで返そう。こういうときこそ人間が問われます。

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hiroki

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編集者 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / 訪問したBAR国内外合わせて100店超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(現在は休止中) / ひとり歩き / 酔っぱらわない酒活実践者 / ブログは原則毎日更新600記事超(2018年10月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性